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執筆者の写真Little California English

2024/08/21 After School: 「『水の循環』実験!」



こんにちは!

今週のScienceでは、地球上の「水の循環」の現象を身近な道具を使って実験してみました!


子供のころ、どうして雨は降ってくるのだろう?雲は何で出来ているのだろう?と疑問に思ったことはありませんでしたか?


海や湖、川や陸にある地球上の水は、太陽の熱で温められると蒸発して水蒸気となり、空高く昇っていきます。上空に昇った水蒸気は冷やされて、小さな水の粒となり、それが集まって雲になります。それらの粒は集まって段々と大きく重くなり、浮いていられなくなると雨や雪として地上に降り注ぎます。そして、その水が川や地下を通ってまた海に注ぎ込みます。その後、海の水が温められてまた水蒸気となり上空へ昇り・・・。と、こんな風に、地球上の水はぐるぐると巡っています。これが、「水の循環」です。


今週は、この地球上の水の循環を再現する実験を行いました。

まず、大きな耐熱ボールにたくさんの塩を入れ、そこに熱湯を注ぎます(→「熱せられた海の水」を再現)。そして、ボールにプラスチックラップで蓋をして、そのラップの上に氷を乗せます(→こうしてボール中の上部の空気が冷やされます)。しばらく待っていると、ボールの中には湯気(蒸気)が充満し始め、氷で冷やされたラップの下部に水滴が溜まり始めます。そしてついに、ラップの中心部分から、ぽたぽたと水滴(雨)がボールの底に落ちはじめました!「水の循環」現象です!


ちなみに本日は、ボールの中心部に、水滴(→「雨」)を受けるための小さな容器を設置して実験を行いました。子供たちは最後に、中心部の容器に溜まった水(蒸気からできた雨水)と、ボールの熱湯(海水)を少し舐めてみて、「しよっぱさ(塩分)はどうかな?」と比べてみました!



猛暑の続く毎日、ゲリラ豪雨に見舞われることもしばしば。そんなとき、ふとこの実験を思い出すと、「ああ、この雨は、元々はあの暑さから繋がって降ってきているんだな~!」と思えるかもしれません。


皆さま、休み明け、まだまだ猛暑がつづきます!

体調に気を付けてお過ごしください!


それではまた!

A.


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